そのやり方じゃ痩せない!間違ったチアシードの取り方
最近はやりの「チアシード」は、豊富な栄養を含むスーパーフードとしてダイエットに多く使用されています。
性質上、確かにダイエットには最適な食べ物であることは間違いないのですが、間違った方法で摂取しているとせっかくの効果が無くなってしまい「痩せない」という状況を引き起こす可能性が出てきます。
チアシードの性質を良く理解して、痩せないリスクを回避する為にもいくつか注意点を紹介しておきます。
必ず水に漬けてから使用する
チアシードは、水に漬けることで約10倍に膨張する性質を持っています。
水を含むことでチアシードが水分を吸収してタピオカの様な状態になります。
種子をそのまま摂取していては必然的に摂取量が増えてしまいますが、膨張させた状態で摂取することによって少ない量でも満腹感を感じることが出来るようになります。
この性質を利用し、「置き換えダイエット」を行うことが本来の方法ですので、必ずしっかりと膨張させた状態で摂取するようにしてください。
摂りすぎは逆効果
チアシードがダイエットに効果的だと言われている理由は、先に紹介した「膨張する」という性質によるものです。
それによって摂取量を少なく押させることが出来ることでダイエット効果が発揮されるわけですが、実はチアシード自体には意外と多くのカロリーが含まれているので摂りすぎると効果が無くなってしまいます。
それ自体が低カロリーでダイエット効果が期待できるような食品(きのこやこんにゃくなど)であれば、お腹がいっぱいになるまで食べてもそれほど問題にはならないのですが、しっかりとカロリーがあるので摂取量自体を減らすことが大切です。
「私、チアシード食べてるけど痩せない」と感じている人は、もう一度適切な摂取方法を見直してみると良いでしょう。
バランスを考えて使用する
人体にとって必要不可欠な脂肪酸「必須脂肪酸」であるαリノレン酸を多く含んでいる為、摂取するだけで様々な病気に対する予防効果なども期待が持てます。
しかし、だからといってこればかりを摂取していても意味が無くなってしまうため、他の食事のバランスも良く考えて摂取することが必要です。
必須脂肪酸の他にもタンパク質・ビタミンなども豊富に含んでいるチアシードですが、あくまでも補助的に摂取する為の食品であることを十分に意識しておかないと、栄養のバランスが崩れて痩せない体質になってしまうリスクが出てきます。
健康的に痩せるためにも、一緒に摂取する食事や一日の栄養バランスについてもしっかりと管理することが必要です。