チアシードに関するお得な情報をお届けします。

チアシードとは何の種?美容やダイエットに良いその理由とは?

チアシードとは、今人気のスーパーフードと呼ばれるものの1つです。

スーパーフードとは、たんぱく質やミネラル、良質な油、抗酸化成分などが多く含まれている食品のことなどと言われていますが、明確な定義はありません。

スーパーフードの多くは、数千年前から古代文明で食べられてきたものです。

チアシードってどんなもの?

チアシードは、見た目はゴマを小さくしたような粒状です。
南米原産のシソ科の植物の種子です。シードは種という意味です。

マヤ族やアステカ族が、貴重な栄養源として紀元前3000年より前から食していました。

このゴマのような小さな種の中には、n-3系の必須脂肪酸がたくさん含まれています。
その量は、クルミの1.7倍です。食物繊維もレタスの31倍です。

n-3系脂肪酸は、近年大変注目されています。
善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを抑制するといった作用があり、動脈硬化を予防すると言われています。

厚生労働省もおススメしています

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厚労省ではn-3系脂肪酸を1日2g摂取するように推奨していますが、チアシードなら大さじ1杯でOKです。
大さじ1杯でおよそ50Kcalです。

チアシードには、これ以外にカルシウムや鉄、マグネシウムなども含まれます

食物繊維とマグネシウムを豊富に含むことから、便秘の予防や改善にもなります。

便秘薬のマグミットやカマグの有効成分は酸化マグネシウムですが、マグネシウムには水分を集めて便を柔らかくする作用があります。
また、チアシードは水を加えると約10倍に膨らみ、種の周りがジェル状になります。
これはコンニャクの成分であるグルコマンナンという水溶性食物繊維のためです。
グルコマンナンはお腹の中で膨らみ、便秘の解消になります。

カルシウムは、骨粗しょう症の予防になります。更年期以降の女性は、ホルモンの関係で骨粗鬆症のリスクが上がりますので、不足しないようにしたい栄養素です。

鉄は、血液の赤血球の中にあるヘモグロビンの材料となります。摂りすぎると肝臓に溜まって肝機能障害を起こすことがあります。しかし食品で取る限りは過剰となる心配はまず、ありません。
閉経後の女性や激しい運動をしていない人がサプリメントで鉄を取ると、肝機能が低下することがありますので、サプリメントではなく、チアシードなどの食品で取るのが望ましいです。

チアシードの特徴

また、チアシードには食後の血糖値の上昇を抑える作用があることが判っています。

注意点としては、血液をサラサラにする抗凝固薬を服用中の人は、チアシードとは一緒に服用しない方が良いと言われています。また、降圧薬(血圧を下げる薬)を服用中の人も、チアシードとは一緒に服用するのは避けた方が良いでしょう。

これらの人がチアシードの使用を考える時は、必ず主治医とご相談ください。

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