チアシードとはなに?スーパーフードと言われるそのスゴイ栄養価
最近、テレビや雑誌などで「チアシード」という言葉をよく目にするようになりました。その言葉だけを聞いても「チアシードとはなに?」「何となく体に良さそうだけど」と思われた方も少なくないはずです。そのような方のためにチアシードがもたらす驚くべき効果をまとめました。
チアシードとはなに?
チアシードは中南米原産の「チア」の種です。チアはミントの一種であり、マヤ語で「力」「強さ」という意味があります。もともとはメキシコなどの南北アメリカ大陸の中央が原産でしたが、今では他にボリビアやアルゼンチン、ペルー、エクアドルなどの南米でも作られています。
また、産地によって色や形に多少の違いがあります。見た目はゴマに似ていて、黒色と白色の二種類があります。黒いものを「ブラックチアシード」白いものを「ホワイトチアシード」と言い、ホワイトチアシードの方が栄養価が高いと言われています。
味はほとんどなく、様々なものと食べ合わせることができます。
このチアシードはアメリカで人気に火が付き、ハリウッドセレブなども愛用していることが話題となり、日本でも注目を集めています。
また高い栄養価を誇り、「スーパーフード」と呼ばれています。
近頃ではコンビニやスーパーなどで気軽に買うことができるため、女性を中心にチアシードブームとなっています。
チアシードの栄養価・効果は?
チアシードとはなにかについては先ほど述べましたが、「スーパーフード」と言われるチアシード、栄養価がとても高いのです。
チアシードには不飽和脂肪酸(オメガ3系)や抗酸化物質、食物繊維、たんぱく質、カルシウム、鉄、亜鉛などが豊富に含まれています。
不飽和脂肪酸はコレステロールや中性脂肪を低下させ、血液の流れをよくする働きがあり、心筋梗塞や動脈硬化、生活習慣病の予防に効果があると言われています。
また、抗酸化物質の効果で老化の防止にも役立ちます。
その他、たんぱく質などのアミノ酸は疲労を回復させる効果が期待でき、心身機能の維持を図ることができます。また、チアシードに多く含まれる食物繊維によって便秘解消、ダイエットに効果があります。これらのように、高い栄養価とその効果がチアシードがスーパーフードと言われる所以です。
おすすめの食べ方は?
チアシード自体には味がないのでどのような食べ合わせも可能ですが、より効果を期待できるおすすめの食べ方はヨーグルトに混ぜて食べる方法です。
こうすることでチアシードの栄養価プラスヨーグルトの栄養価もしっかりとることができます。また、朝の忙しい時間帯でも手軽に食べることができるのでおすすめです。