プチプチ感が楽しい!キヌアのおいしい食べ方
話題沸騰中のキヌアについて、まだよくわからないという方も多いでしょう。
キヌアのおすすめポイントと、食べ方についてご紹介します。
キヌアの原産地や栄養素について
キヌアは南米アンデス原産の植物で、米のようなほのかな甘味があり、香りには少しクセがあります。
キヌアは南米で5000年ほど前から食べられていましたが、1990年代にアメリカ航空宇宙局が理想的な宇宙食の素材として評価したことで世界的に話題となりました。
キヌアは高たんぱくで低カロリーな上、ビタミンB群も豊富に含まれています。
葉酸は緑黄野菜と同量で、リジンをはじめとした必須アミノ酸9種類(アミノ酸スコア85)全てを含みます。
このスーパーフーズの身体への効果について
キヌアは女性ホルモンにも似た成分が含まれていますので、生理前のホルモンバランスが乱れるときなどに食べると良い作用が期待できます。
また更年期の方は特に必要とされ、骨粗しょう症などにも効果を得られます。
葉酸が豊富に含まれるので妊娠中の方にも良いでしょう。
女性が気になるお肌の荒れやニキビ・便秘などにも効果がみられ、ビタミンB2やビタミンB6が皮膚の粘膜を保護し美肌に、さらに食物繊維が便秘の改善やニキビなどの肌荒れを治します。
その他にも血圧の上昇を抑制したり、悪玉コレステロールを抑えることで動脈硬化や糖尿病・大腸ガンなどの生活習慣病の予防にも役立ってくれます。
また貧血の予防や抗アレルギーなどにも効果があります。
キヌアはどうやって食べたらおいしいの。
キヌアには僅かですがクセある香りがあります。
食べ方としては茹でたり、炒めたり、お菓子の材料としても使うことが出来ます。
なるべく栄養が含まれる茹で汁ごと頂くのが理想です。
一番簡単な食べ方は、ごはんと一緒に炊く方法です。
お米の量に対してキヌアを20パーセントくらい混ぜるようにします。
この食材は精白米の2倍のたんぱく質・5倍の良質の脂質・8倍の鉄分と食物繊維・6倍のカリウム・10倍のカルシウム・7倍のマグネシウムとリンを含んでいます。
しかし小麦に含むグルテンはないので、小麦アレルギーのある方でも安心して食べることができます。
小麦粉の代わりとしてクッキーに入れたり、揚げ物の衣として使うことも可能です。
サラダにしてお酢と香りの強い玉ねぎやにんにくとのドレッシングなどで和えていただくと、クセのある香りも気になりません。
和食の食べ方では、お味噌汁に入れていただくことも食べ易いでしょう。
子供さんにはハンバーグの中に混ぜてしまうと、プチプチした食感が楽しいおかずになります。