簡単に作れるキヌアを使ったレシピ!低カロリーでも栄養満点
ダイエットや美容に良いとして注目されているのがスーパーフードです。
スーパーフードとは総合的な栄養素が優れていたり、特定の有効な栄養素が豊富に含まれている食品のことをいいます。
毎日取り入れることでさまざまな効果を発揮しますが、なかでも人気の食材のひとつがキヌアです。
キヌアとは
キヌアとは、南米原産のアンデス山脈で3000〜4000年前から栽培されているヒユ科アカザ亜科アカザ属の植物でキビやアワなどと同じ雑穀になります。
種が食用となりますが、表面には植物毒であるサポニンが含まれます。
栄養バランスに優れているため完全食品といわれており、健康食品として注目を集めています。さまざまな栄養素を含んでいることから、ダイエットや健康に効果的だと考えられています。
キヌアの栄養素と効果
具体的なキヌアの栄養素としては、白米に比べて糖質が少ないですが、タンパク質は2倍、ミネラル類は7〜10倍、良質な脂質が5倍、食物繊維が8倍も含まれているとされています。
ビタミンB群や葉酸、不飽和脂肪酸なども含まれているためさまざまな効果を期待することができます。
女性ホルモンに似た成分を含んでいるため生理前などのホルモンバランスを整えたり、リボフラビンをたくさん含んでいることから柔らかい肌を作ったり、結合組織を作り上げることでハリのある肌を作ってしわなどを予防します。
ビタミンBは粘膜を保護して健やかな肌を作るためニキビや肌荒れなどの肌トラブルを防ぐほか、食物繊維で便秘を改善したり、ダイエットでなりがちなミネラルやビタミン不足を防ぐ効果があります。
簡単なレシピについて
キヌアは見慣れない食材ですので扱い方は難しいのではないかと思われがちですが、簡単に利用できるレシピはさまざまなものがあります。
簡単な食べ方としては、乾燥した物を12時間程度浸水させて、浸水が終わったら軽く洗って水を切って土鍋またはステンレスの鍋に移します。ふたを開けたまま中火で沸騰するまで火にかけたまま10〜15分煮ていきます。時々かき混ぜながら3分前ぐらいからしっかりかき混ぜて、乾燥した状態から2倍ほどに膨らんだら火を止めます。
炊きあがった物をスープやサラダ、パスタに混ぜるなどさまざまなレシピで楽しむことができます。水ではなく、スープストックなどで炊いても美味しく食べられます。
ニオイが気になるという場合には、米と一緒に炊き込みご飯にするのもおすすです。