王道はスープだった!栄養豊富な「キヌア」の美味しいスープレシピ!
最近注目されているキヌアですがどういったものかというと、南米原産のヒユ科アカザ亜科アカザ属の植物です。ほうれん草が近縁の植物で、500年も昔から栽培されていました。
古代帝国インカでは食べると長生きし病気にも良く効くと、母なる穀物として主食にしていました。栄養は白米と比べて2倍のタンパク質、5倍の良質な脂質、8倍の食物繊維、6倍のカリウム、10倍のカルシウム、7倍のマグネシウム、7倍のリン、8倍の鉄分を含み、さらに必須アミノ酸を全て含むといった贅沢なものです。
キヌアを使ったレシピはたくさんありますが、今回はおすすめのスープレシピを3つ紹介します。
野菜のトマトスープ
まずキヌアを使う為にはそのままだでも使えますが少し硬いので、煮てから使います。
煮るのなんて面倒くさいという方には炊飯器で炊く方法があります。炊飯器にキヌアと同量の水を加え、土臭さを緩和する為に料理酒を少しくわえて炊くだけです。
そして、ベーコンや玉ねぎなどお好みの野菜を少し細かめに刻みます。
フードプロセッサーなどを使って細くしてもいいですが、やり過ぎないように注意して下さい。
ある程度細く切った方がキアヌとの相性が良くなります。
あとはコンソメと細く切ったトマトと野菜とキヌアを入れて煮るだけです。ミネストローネみたいで美味しいですし、朝ごはんにぴったりなスープです。
クリーミースープ
クリームって少し合わなさそうって思いますが、これが意外と合うんです。
にんにくをきかせることがポイントです。
まず、ベーコンと玉ねぎ、人参、ズッキーニを細く切ります。
そして、すりおろしたニンニクをオリーブオイルで炒めて、ズッキーニ以外の野菜を入れます。
ある程度火が通ったら、水とブイヨンを加えます。
煮立ってきたら煮たキヌアとズッキーニを入れ、少し煮てから牛乳と生クリームを入れれば出来上がりです。生クリームなしでもさっぱりとしたスープになり美味しいですよ。
牛肉と白菜の和風スープ
キヌアと言えば洋風なレシピが多いですが、和風でも美味しく食べる事が出来ますよ。
まず、牛肉は細く切るかひき肉を使ってください。白菜は1センチ程度の太さに切ります。にんにくと鷹の爪を油で炒め、牛肉を入れて火が通るまで炒めます。
水とだし、塩、白菜を入れ沸騰したら、煮たキヌアを入れて少し煮れば出来上がりです。
最後にごま油をかけても美味しいです。
他にもごぼうでも美味しいですが、ささがきにはせず角切りにした方が食感が良くなります。