キヌアはクスクスとどう違う?食べ方やおすすめのレシピを知りたい
キヌアは栄養価が高いことで人気が高まっていますが、どのような食べ方をすればよいか迷う人もいると思います。そこで今回は、おすすめの食べ方とレシピについてご紹介します。
クスクスとはどんな点で異なるのか
南米が原産の雑穀であるキヌアに似た食材として、クスクスが挙げられます。
ですが、クスクスは硬質小麦であるデュラム小麦を粉末にしたものに水分を十分含ませて粒にし、それを蒸して乾燥させた食材を指します。
つまり、小麦を原料にして作られた食材になるので、雑穀類とは異なる食材と言えます。
形状から見れば、雑穀類のように小粒なのが特徴で、パスタの仲間では世界でも一番小さい部類になり、直系はおよそ1ミリです。お湯をクスクスにかけてオリーブオイルを加えれば、サラダにしたり、スープに入れて食べられます。
栄養価の面から見ると、キヌアの方が栄養価が高く、しかも低カロリーです。
摂取する時の注意点と食べ方
キヌアはお米と一緒に炊く食べ方や、ご飯のようにして炊いたものをそのままスープまたはサラダに入れて、食事に活用できます。また、粉状にしたものなら、他のグルテンフリーフラワーと混ぜてパンケーキにし、朝食に利用することも可能です。
一つ注意したいのは、表面にサポニンと呼ばれる成分を含んでいることです。
サポニンには健康効果が認められていますが、一方で、腸を傷つける可能性が指摘されています。セリアック病、リーキーガットのある方は、摂取は控えた方が良いでしょう。
摂取する際は、市販のキヌアなら洗浄された状態になっている場合が多いですが、調理の前に念のため水でしっかり洗い流しましょう。
セリアック病の方も、食事の一部に摂り入れるなら問題ないと言われてはいますが、長期間摂取したり大量摂取した場合の影響についてはまだ確認されていないので、様子を見ながら摂取する方が無難です。
基本的な食べ方とおすすめレシピ
キヌアは1カップ分に対して水は2カップ用意します。
水の代わりにスープストックを利用することもできます。
水でよく洗ったら水を切り、オリーブオイルを適量入れて1分間炒めます。
そこへ水かスープストックを入れて沸騰させ、沸騰したら弱火にして蓋をし、15分間茹でて火を止めます。その後は蓋をして、そのまま5分間置きます。
5分経ったら蓋を外し、軽く混ぜ合わせれば完成です。
このままでも食べられますが、サラダにして食べると食感が楽しめます。
オリーブオイルにライムやレモン汁を適量加えて、塩コショウで味を付けてドレッシングを作ります。キュウリやトマト、タマネギをお好みでカットして、炊き上がったキヌアと混ぜ、ドレッシングを上からかければキヌアの簡単サラダの完成です。