チアシードのカロリーや糖質って高いの?ダイエットへの効果は?
健康と美容に良いことで話題になっているチアシードは、その食感が好きな方やダイエットに使う方に人気で関連商品も多く出ています。
ダイエットに利用できる理由と成分などをご紹介します。
チアシードの正体とは
チアシードはよく耳にするようになりましたが、その正体を詳しくて知っている方は意外と少ないかもしれません。見た目でもわかるように種です。メキシコなどの南米が原産のシソ科の植物の一種の種です。
ゴマくらいの大きさでプチプチした食感があります。
味や香りはほとんどなく、単体で食べるよりも何かに加えて食べることが多いです。特徴として水を吸収すると10倍程度に膨らんでジェル状になります。
ぷるぷるとしたジェルの中に種のプチプチ感が残っているので、2つの食感を楽しめる面白い食材です。この水を含むと膨らむ性質を利用して、おなかで膨らんで満腹感を得ることでダイエットに活用できるのです。
ダイエットにつきものの気になるカロリーは?
水分で膨らんでおなかに残る性質は良いのですが、そもそもカロリーが高くてはダイエットには向きません。そこでチアシード自体のカロリーが気になります。10グラムあたりで50キロカロリーです。種ですので、栄養もカロリーも豊富に含んでいます。
例えばアーモンド類なども栄養も多いですがその分エネルギーも多いです。
しかし、チアシードの場合は10倍に膨らむことを考えると使う量は限られてきます。
1回で大量に使うわけではないので、1食分あたりで考えた方がよいでしょう。
10グラム使えば水を含めば100グラムにもなりますので、かなりおなかに溜まります。
100グラムのごはんを食べるよりはぐっと低いので、実際に摂取する量で計算するとローカロリーであることは間違いないです。
糖質もカットできるのか
今、糖質制限が健康やダイエットとして定着しています。食べる量は変わらなくても、糖質を制限して少なくするだけでもダイエットになります。
そのため糖分の摂取量を気にしている方も多いでしょう。
チアシードの種類によっても異なってきますが、10グラムあたり1グラム程度の糖質ですので、全く気にする数値ではありません。10倍に膨らむので、100グラムの白米と比べても含まれている量は断然低く、体にも優しいのも特徴です。
また、食物繊維を多く含むので他の食材の糖質を緩やかに吸収させる働きもあります。
チアシード自身の糖質だけではなく、他の食材の分もクッション役になってくれるのです。