スーパーフード「チアシード」とは?【豊富な栄養素についてご紹介します】
最近話題のチアシードとは、本来の中南部でのダイエットに注目したヨーロッパの国々が食しはじめ、ハリウッドの女優がとりはじめたのがきっかけとなっています。
主に、「スーパーフード」のひとつとして健康に気をつけるひとや、美容マニアに知られています。
とても栄養価が高く、チアシードと水さえあれば、生きていけると言われていたくらいです。Wikipediaには、ベーシックな情報しか記載されていませんが、多くのサイトで「チアシードとは」について調べることもできます。
古くから親しまれていたチアシード
チアシードとは、中南米で栽培されている果実(チア)の種でミントの一種です。
主に、メキシコなどで栽培されていて、遠くマヤ民族やアステカ民族の時代から主要な栄養源のひとつとして知られています。
黒と白のチアシードがあり、ホワイトチアシードの方が必須脂肪酸であるα-リノレン酸(一般に、オメガ3としてしられています。)を多く含むそうです。
私たち現代人に不足しがちなオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)は、人の体内では作られない必須脂肪酸なので、チアシード、エゴマ、フラックスシードなどから摂取すると良いとされています。
栄養価が高いチアシード
例えば、チアシードのオメガ3脂肪酸は、サーモンの8倍といわれています。
上記のエゴマ、フラックスシードなどのスーパーフードのどれよりも多く含まれています。厚生労働省が推奨する1日の摂取基準のオメガ3脂肪酸も、大さじ1あまりで達成することができます。
チアシードはその他にも、たんぱく質、ミネラル(カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛など)、ビタミンB、食物繊維、αリノレン酸などが豊富にふくまれています。
カルシウムは、牛乳の6倍、鉄分はほうれん草の3倍もふくまれています。
食感にハマってしまう
水分に浸すと種の周りがゼリー状になるチアシードとは、タピオカのようなぷるぷる食感にくわえて、種のプチプチ食感が味わえるのが特徴となっています。
ダイエット食品として、話題になっていますが、その理由として、種が水分をふくむと膨張するからで、腹持ちがよくなるからです。
また、チアシードは食物繊維をなんと4.1g(大さじ1=12g中)含んでいます。
食物繊維が多いことで知られている、玄米や大豆よりも数倍多く含まれています。
ただし、水を含むと膨張するので、一度に多く食べ過ぎたりしないよう注意しないといけません。正しいチアシードについての情報を学び、自分にあったダイエット法としてとりいれていきましょう。