チアシードトーク

チアシードは種類によって栄養価や効果が異なるとされていますが、その中でもホワイトとブラックの違いはどんなことが考えられるのでしょうか。

食べやすい見た目であること

ホワイトチアシードとブラックチアシードの違いは大きく分けて3つあるとされており、一つは見た目の色が違うということです。

どのチアシードにも言えることですが、水分に浸すことで回りにゼリー状の膜ができますがブラックの場合それがカエルの卵に見える人もいるらしく食べたり飲んだりするのに抵抗があるという人がいますが、ホワイトならタピオカのようでヨーグルトや飲み物、料理などに混ぜたり使用しても見た目も気にらないために食べやすいととされています。

オメガ3と食物繊維の含有量

次の違いは、摂取することで体内でEPAやDHAに変わるオメガ3脂肪酸の量と食物繊維の含有量が異なるとされています。

オメガ3脂肪酸は常温でも固まらない油であり、血液をサラサラにする効果が期待できるのためにコレステロール値が減少する作用につながるとされています。また、体についた余分な脂肪を燃焼させる効果や中性脂肪を減少させる効果があることや、動脈硬化などの病気の予防になるほかにアレルギー症状の緩和などの効果もあるとされています。

ホワイトチアシードは特にオメガ3脂肪酸と食物繊維の比較的含有量が多いとされていますので、ダイエット効果やデトックス効果の期待が大きいとされているのです。

ただ、カルシウムや鉄、マグネシウムはブラックの方が多く含まれているとされていますので、授乳中の疲労回復や産後ダイエットを目的としてヨーグルトやスムージー、野菜ジュースなどに入れて飲むと摂取しやすいと言えます。

膨張率の違い

チアシードは水分を含むと何倍にも膨らみ、摂取することで膨満感を得ることならダイエットで食事制限をしている場合にも腹持ちの良い食材と言えます。
ブラックは10倍膨らむのに対し、ホワイトは14倍にも膨らむことから便秘解消による腸内環境が整う作用が高いとされています。

ホワイトチアシードは、見た目もさることながら優れている点が多いとされている理由として、10年に及ぶ研究により品種改良されて白い色だけのチアシードを収穫に成功したことからいわば厳選されたものだと言えます。

そのため、ブラックよりも良い栽培環境で作られていることから品質が安定しており、効果や栄養価の違いが如実にあらわれてくることが考えられます。