気を付けて!効果のないチアシード食べ方とその理由
最近、人気となっているチアシードですが、間違った食べ方をしていると、ダイエット効果ないと誤解してしまうこともありますので、正しい食べ方をして美容に活かしましょう。
チアシードはスーパーフード
チアシードはアメリカや日本の有名なモデルさんたちが美容やダイエットのために食べていることで知られるようになり、口コミで広まって一般の人たちにも利用者が増えているスーパーフードです。
スーパーフードは一般的な食品よりも栄養バランスに優れており、栄養価が高い食品、または、ある一部の栄養や健康成分が目立って多く含まれる食品というように定義されていますが、チアシードもたんぱく質をはじめ、8種類の必須アミノ酸、鉄、カリウム、カルシウム、亜鉛などのミネラル、食物繊維、ビタミンBなどを豊富に含んでいます。
中でも特徴的なのはオメガ3脂肪酸(αリノレン酸)という、必須脂肪酸を多く含んでいることで、大さじ1杯くらいでほぼ一日に摂ることを推奨されている量が摂れる食品となっています。
効果ない食べ方をしていたら勿体無い
そんなチアシードは美容やダイエットに良いと聞いたのでとりあえず買って食べてみたものの、どうも効果ないと感じている人も多いようです。
それは多くの場合、食べ方に問題があるのですが、チアシードをダイエットの目的で食べる場合は、そのまま食べていても痩せる効果がないばかりか、うっかり多くの量を摂ってしまっていると、この食品自体のカロリーが結構あるのでかえって太る原因にもなります。
ダイエットのためにこの食品を利用するなら、まずはこの食品を水につけ、膨らむのを待ってから食べるようにすることが必要です。
ダイエットのためのおすすめの食べ方
チアシードをダイエットに使う場合は、まず用意した量の10倍の水に浸して半日ほど置いておき、充分膨らませておくことが大切です。
その時の水はお湯ではダメですが、その理由はお湯に浸けてしまうとせっかくのαリノレン酸の働きが薄れてしまうからです。
そして、12時間ほど置いたこの食品が水を吸って膨らみ、種の周囲に透明なゼリーのようなものが出ていたらヨーグルトやスムージーなどに混ぜていただきましょう。
この透明なゼリーはこんにゃくでおなじみのグルコマンナンで、食欲を抑えたり便秘の解消に役立つ他、糖やコレステロールの吸収を抑える働きもしてくれます。
さて、一日にどの位のチアシードを摂るのがおすすめかというと、大さじ1杯(約10g)と言われています。
美容や栄養を摂るために利用するならいつもの食事にプラスしてもOKですが、ダイエット効果を上げたいならこの食品を入れたスムージーやヨーグルトを一日の食事の一回分に置き換えたり、カロリーの高いおやつを食べる代わりに摂るようにすると効果的です。
この食品の魅力は膨張することで腹持ちが良く、食べる量を減らせることなので、上手に使ってダイエットしましょう。