キヌアの炊き方~圧力鍋なら時短でふっくら美味しくできます
ダイエットをする人や、健康的な体調を求める人たちに今は大きな関心が寄せられている物で21世紀のスーパーフードの一つに数えられているキヌアです。
キヌアは南米アンデス山脈の高地で数千年前より栽培されている雑穀で、ヒエやアワ、キビなどと同じような穀物に似たものです。
NASAが注目
そのキヌアが注目された事はNASAがその高い栄養分から理想的な宇宙食の素材の一つとして21世紀のスーパーフードといったことによります。
米に比べてタンパク質が2倍と多く、体内では作ることができない必須アミノ酸をバランスよく含んでいるのです。
また、5倍の脂質は良質なもので脂肪燃焼に効果があり悪玉コレステロールの排出にも効果的だと言われています。
キヌアが栽培されているボリビアやペルーでは食べ方としてはスープとして食べることが多いです。そして、近年ではリゾットとしたり、小麦粉とあわせてクッキーやパンの生地として使われています。
キヌアの力
輸出されるキヌアのほとんどがアメリカでしたが次第に各国で需要も増えてきています。
白米と比べて8倍の食物繊維や10倍のカルシウム、7倍のミネラルなどと、とても豊富ということもあり、肌荒れなどの改善にも効果的だと言われています。
キヌアは生では食べることができないので炊いていろいろな料理に使ったりします。
その炊き方は炊飯器や圧力鍋などを使って炊きます。その時には水分量を普段の米などでは米と水の量は1の米に対し、水は1、2程度ですが、キヌアの場合は1に対し水は2にします。
圧力鍋を使っての炊き方は鍋に入れて強火にかけ、圧力がかかった頃合いで弱火にして約5分程度まちます。そして火を消して約10分圧力が下がるのを待ちます。圧力鍋での炊き方は簡単でかかる時間も短く、炊飯器よりも早く炊くことができます。
そして何よりふっくらと炊き上がります。栄養バランスが優れていると言われ、代謝を促進させたり、ダイエット効果や生活習慣による糖尿病などの病気の予防などにも効果が期待されるものです。
アレルギーの人にも安心
2013年には国際キヌア年として、その存在が広く知られていろいろなところで販売されるようになっています。
穀物アレルギーの人にも食べることができる栄養価がとても高い食物を、圧力鍋を使った炊き方でよく水を吸ってふっくらと炊き上がったものは、少ない量でも満足感が得られます。毎日継続して食べ続ける時には圧力鍋で炊いて冷凍をしておくことも毎日継続するための方法の一つとなります。