チアシードに似てるバジルシードって何?
ダイエット食として人気のある「チアシード」と「バジルシード」、名前からどちらも「種」であることは分かるのですが、それほど違いが無いように感じている人は少なくないはずです。
結局のところ、どちらも水分を含むことで膨張して満腹感を得やすいことに加え、豊富な栄養素が含まれているのでダイエットにはうってつけといった具合です。
そこで、「チアシードとは何か、バジルシードとはどんな違いがあるのか」について簡単に紹介します。
バジルシード・チアシードとは
まずバジルシードについて簡単に紹介すると、バジル(種)の種で、水分を含むことで約30倍に膨れ上がります。
味は無味無臭でタピオカのような見た目ですが、食感はジャリジャリとした感じです。
50%ほどが食物繊維で残りはタンパク質・脂質(それぞれ15%程)などで構成されています。
オメガ3系の不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)を豊富に含んでいます。
次にチアシードとは、ミントの種子です。
こちらも水分を含むことで約10倍に膨れ上がります。
味は無味無臭でタピオカのような食感である部分は共通しています。
構成成分は食物繊維が約40%でタンパク質20%程度、脂質30%程が含まれています。
こちらもオメガ3系の不飽和脂肪酸を豊富に含んでいますが、中でも「αリノレン酸」が豊富に含まれています。
目的によって選ぶ
それぞれ、見た目も成分も似たような感じになっているものの、例えば膨張率や食物繊維の量などには違いがあります。
また、同じオメガ3系の不飽和脂肪酸を含んでいるものの、αリノレン酸の含有量には2倍程度の違いがある為、必要な成分を多く含んでいる方を摂取するようにすると効率が良くなります。
食べ過ぎには十分に注意
どちらも豊富な栄養素を含み、少量でも満腹感を得ることが出来る食べ物ですが、「栄養価が高い」からと言って過剰に摂取してしまうとダイエット効果が無くなってしまうので注意が必要です。
例えば、チアシードには100g中に300kcal以上含まれている為、「体に良いから」と接すし過ぎてしまうと逆に太る原因になってしまいます。
適量としては一日に10g程度が良いとされているので、適量を摂取するようにしてください。
近年、ダイエットに適している・栄養価が高い・美容に良いとされる食物が多数登場されています。
しかし、適量を適切に摂取することが大切ですので、まず「バジルシードとは、チアシードとは」と言った感じでしっかりと中身を理解してから摂取することが大切です。