ダイエットに効果的なのは?ホワイトチアシードとブラックチアシードの違いとは?
チアシードには黒ゴマのようなブラックチアシードと、白ゴマのようなホワイトチアシードがあります。
よく使われるチアシードの画像にはブラックが多いようですが、見た目の全く違うこの2つのチアシードには、色だけではなく成分などにも何か違いがあるのでしょうか。
ホワイトチアシードとは
ホワイトチアシードはどの種も見事に白い色をしていますが、ブラックチアシードの種を一粒ずつ良く見てみると、濃い褐色をした物からグレーがかった物まで、意外と均一ではありません。
実はホワイトチアシードとは、ブラックチアシードから生まれた白い種を掛け合わせてできた種類になります。
元々は同じ種から生まれたブラックチアシードとホワイトチアシードですが、品種改良が進んでいくうちにそれぞれの種が持つ性質に違いが出てきました。ホワイトとブラックの2種類のチアシードの違いは意外とたくさんあります。
ダイエットに最適なチアシードはどっち?
ホワイトチアシードとは別名サルバチアシードとも呼ばれていて、サルビア・ヒスパニカから収穫した物だけが該当します。含まれている栄養成分はブラックチアシードと同じになりますが、含有量が微妙に違います。マグネシウムや鉄、カルシウムの量はブラックチアシードに軍配が上がりますが、食物繊維とオメガ3の含有量はホワイトチアシードが勝っています。
チアシードを水で戻した時にも違いがあって、わずかですがホワイトチアシードの方が膨張率が高くなっています。同じ種の量でも戻した状態になるとホワイトチアシードの方が多くなるので、満腹効果を高めたい時には最適で、少ない量でお腹を満たしたい時にはホワイトチアシードがおすすめです。
ホワイトとブラック利用しやすいのは?
ホワイトチアシードとは言っても、もともとはおなじ植物の種から生まれているので、品種改良の手間がかかっていても販売価格には差がありません。
水に戻した時の不気味な感じが少なく、料理と混ぜても目立たないホワイトが良いか、ミネラル分が豊富でどんな料理に混ぜても存在感がアピールされて、チアシードを食べている実感がわきやすいブラックが良いか、あとは好みの問題になります。
味や香りに違いはないので、その日の気分や料理に合わせて使い分けるのもおすすめです。ジュースに入れたりドレッシングに混ぜたり使い方は自由なので、色々な料理にチアシードを取り入れてみると、自然な形でチアシードの栄養が吸収できます。