チアシードとは何の種?ダイエットには本当に効果があるの?
近頃よく耳にする様になったダイエットフードと言えば、チアシードです。海外のセレブも好んで取り入れている、と言われますが実際何の種なのでしょうか。
チアシードは何の種?
その正体は南米原産の、シソ科サルビア属のミントの仲間である「チア」と言う植物の種です。植物名であるチアは現地のマヤ語で、力と言う意味が有ります、
その理由はチアシードと水が有れば、人が生き延びる事ができる程、栄養が豊富だからだと言われています。
実際にたんぱく質や、鉄分などのミネラル、食物繊維や脂質、ビタミンなどが含まれていて、それに加えて必須脂肪酸を多く含むオメガ3脂肪酸まで含まれています。何の種なのか謎の食品であるチアシードは、まさにスーパーフードの名に相応しい、奇跡の種だったのです。
チアシードに期待できるダイエット効果とは
ダイエットの第一歩は、体内の老廃物をきちんと排出する事とも言われていて、便秘解消は重要なチェックポイントです。
その便秘解消の為にはまず、食物繊維を摂る必要が有り、しかも不溶性・水溶性の両方をバランス良く摂らなくてはいけません。
チアシードには、元々その両方がバランス良く含まれています。
また水を吸収すると、元の10倍以上に膨らむ性質を持っています。しかも腹持ちが良いので、食事前にチアシードを食べると、食事の量を無理なく減らす事が可能です。
その上に栄養バランスは優れているので、食事量を減らしても栄養失調は起こり難くなります。これらの事から見ると、ダイエットに非常に向いている食品であると言えるでしょう。
効果を出す為に気をつけるべき事
チアシードの1日の摂取推奨量は、大人で1日あたり大さじ1杯程です。
この量でカロリーは、50カロリー程であると言われています。
仮に1日に大さじ4杯分食べてしまうと、200カロリーでコーラをコップに2杯分程になります。このカロリーを多いと見るか少ないと見るかは、人によると思います。
しかし200カロリーを日常生活で消費するのは、至難の技です。
また食物繊維は摂り過ぎると、逆に便秘の元ともなります。効果が高い食品ではありますが、推奨量を超える量を食べるのは止めましょう。
また食べる前は必ず、水で戻してから食べると、効果が高いと言われています。
お湯は栄養素の中に熱に弱い物が有る為、避けた方が無難です。
また同じ理由で加熱調理は、避けた方がいいと言われます。
そのまま飲み物などに混ぜて、食べる様にした方が、栄養をきちんと摂れます。