チアシードホワイト~白いチアシードとブラックチアシードの違いについて
近年、健康や美容に関心がある方の間で話題になっているのがチアシードと呼ばれる食材です。ですが、チアシードと言っても、種類がいくつか存在するのをご存知でしょうか。
今回は、白いチアシードとブラックチアシードの違いについてご紹介します。
チアシードホワイトはどんなものなのか
一般的にチアシードと呼ばれるのは、黒いチアシードのことです。
これに対して、チアシードホワイトまたはホワイトチアシードと呼ばれるのは、黒いチアシードの中に混ざっている白い色をしたチアシードを言います。
こうしたブラックチアシードの中に生まれてくる白いチアシードだけを選別し、掛け合わせて収穫された種は、再び選別し直されて掛け合わされ、品種改良されたチアシードがチアシードホワイトという名称で流通しています。言わば、チアシードホワイトは、チアシードの中でも選りすぐりのチアシードと言えます。
白いチアシードは膨張率が違う
一粒のサイズはあまり変わりませんが、ブラックチアシードと白いチアシードを比べると、膨張率に差が生じます。
ブラックチアシードは最大でも10倍前後の膨張率ですが、ホワイトチアシードは14倍になります。ホワイトチアシードの方が、少ない量でも満腹感を得やすいということになります。
ただし、栄養価の面から見れば、タンパク質や食物繊維、カロリーなどは両者の間に大きな差はありません。
栄養価がほとんど同じで、膨張率が白いチアシードの方が高いということは、コストパフォーマンスとしても白いチアシードはブラックチアシードより優れています。
また、ダイエットをしている人にとっては、食事にチアシードを使った時の満足感が違って来たり、お通じの調子を改善するためには、白いチアシードの方が効果を実感しやすくなると言えるでしょう。
白いチアシードの方が料理でも目立ちにくい
見た目からすると、白いチアシードと黒いチアシードの間にあるのは、色が違うという点だけです。と言っても、この色の違いは、料理に使う際には大きい要素になります。
というのは、ブラックチアシードは、他人によっては多少グロテスクなイメージを抱く方がいらっしゃるからです。
ホワイトチアシードなら、ツブツブが目立ちにくいので、その分食べやすいという特徴があります。料理に使う場合でも、見た目が白い方が、料理した時の見た目に与える影響は少なくなります。色々な料理に使えるので、どうやって食べようかと頭を悩ませる心配もありません。