栄養価の高いキヌアは赤ちゃんの離乳食にもOK?レシピを紹介

最近、輸入食品店等でよく見かけるようになった「キヌア」という食材が話題です。
この食材は、疑似穀物の一種で、ヒユ科のキビやアワの仲間です。
一番の特徴
プチプチとした食感が特徴的です。
サラダやチャーハン、スープやお肉の付け合わせ等、どんな料理にも合わせることができる万能食材です。南米が主な生産地で、2013年の「国際キヌア年」の制定をきっかけに、欧米を中心に世界に広まっています。
キヌアは、良質なたんぱく質やカルシウム・ビタミン・ミネラルなどの栄養分が、バランスよく豊富で、そして人が1日で取らなければならない9種類の必須アミノ酸を含んでいます。
その為、別名「スーパーフード」と呼ばれることもあります。
セレブ達も使っているキヌア
欧米のセレブ達や日本の有名なタレント達も、この食材を食べる事によってダイエットに成功しました。その栄養価の高さから、NASAも未来の宇宙食として注目しています。
また、大人だけではなく、「赤ちゃんの離乳食」としても最適です。
すでに、欧米では、栄養価の高いキヌアを赤ちゃんに食べさせるのは常識となっています。なぜなら、まだたくさん食べることのできない赤ちゃんには少量で効率よく栄養のとることができるこの食材は離乳食に最も向いているからです。
古代インカ帝国では、母乳と同等の栄養があるとのことで、「母なる穀物」とも呼ばれていました。また、この食材はグルテンフリーの為、小麦アレルギーや自己免疫疾患のセリアック病の赤ちゃん達にも安心して使う事ができます。
赤ちゃんも食べられるキヌア食
それでは赤ちゃんが美味しく食べることができるキヌアを使った一番簡単な離乳食のレシピをご紹介します。
まず、1/4カップのキヌアをミキサーにかけて粉砕します。
次に、1/2カップの水を沸騰させて、その中に粉砕したキヌアを入れます。
そして、すぐによくかき混ぜます。そうしないと、ダマになってしまい、赤ちゃんの喉にひっかかる可能性があります。
水分量も調整しながら、しっかりとかき混ぜてください。
とろみが出て来たらできあがりです。
これを基本にして、成長に合わせて、色々混ぜてあげてください。
例えば、ピューレ状にしたバナナなどの果物や、タマネギや人参などの野菜、レンズ豆などが適しているでしょう。
いかがでしたでしょうか。
キヌアには他にも世界中を健康にできるような様々な可能性が含まれています。
この食材を上手に調理して、子供も大人も老人もたくさん食べて、健康的で楽しい生活をおくりましょう。