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2017年は「”攻め”のスーパーフード」の年!気になるNo.1は?

健康食品・スーパーフード界にとって2016年は「“守り”のスーパーフード」の年でした。
それから一転して2017年は「“攻め”のスーパーフード」の年と呼ばれており、昨年とはがらりと異なる食品が名を連ねています。

日本スーパーフード協会による「2017S/Sトレンド予想 スーパーフードランキングTOP10」と、それにランクインしたスーパーフードを紹介します。

スーパーフードのランキング?

2017S/Sトレンド予想 スーパーフードランキングTOP10」は、日本スーパーフード団体が2016年11月17日に発表した「2017年に流行する可能性が高いスーパーフード10種類」のランキングです。
アメリカ支部のリサーチをベースにして、世界各国の流行・研究結果が反映されており、さらに日本の風土や国民性、世間の関心事や話題なども考慮にいれものになっています。

日本スーパーフード協会はインターネットやセミナーなどでスーパーフードに関する様々な情報を発信している団体です。
スーパーフードについては発祥の地であるアメリカが最も関心の高い国です。アメリカで話題になったものや健康効果が認められたものを日本国内に紹介する啓蒙活動が盛んに行っています。

このランキングは日本スーパーフード協会の公式ホームページから無料でダウンロードして観覧する事が可能です。わかりやすい文章で写真と一緒に掲載しているのでとても読みやすい内容になっています。興味がある方は実際に観覧してみて下さいね。

「”攻め”のスーパーフード」とは?

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2016年に流行したスーパーフードは「”守り”のスーパーフード」と呼ばれるものが多くありました。
全体的な特徴には「体質改善や生活習慣病の予防」「メタボリック症候群の方や食生活に不安がある方の食事をサポート」「加齢などで低下した免疫力を高めてくれる食品」などがいえると思います。

ですから“守り”とはずばり「健康志向」のことだと言えます。

これに対して“攻め”は「美容志向」のことです。

ランキングには全体的にターゲットが美容・美白・アンチエイジングに関心の高い女性を意識したスーパーフードが多くランクインしています。
わかりやすく「”攻め”の『ビューティー系』スーパーフード」と表現したりする場合もあるようです。

特に強調されているキーワードは「レッドフルーツ」です。
「レッドフルーツ」とはアセロラやベリー類、ザクロなど、赤い色の果実を幅広く指したものだと言えます。

抗酸化作用に期待大!

赤ワインなどに多く含まれている「ポリフェノール」という成分があります。名前なら知っているという人も多いのではないでしょうか。このポリフェノールは高い抗酸化作用を持っているということで現在非常に注目されています。

何故、抗酸化作用の高さに関心が高まっているのかというと「老化」と密接な関係にある為です。

人間の体は日常生活や加齢によって毎日細胞が変化しています。細胞の変化や栄養素の変化が起きる際に生じるものが老廃物や活性酸素で、これらが溜まることで様々な不調が出てきます。活性酸素は強い酸化力を持っており「身体のサビ」とも呼ばれています。
身体に溜まると内側から細胞や血管を酸化させてしまい、ひいては老化を促進、動脈硬化などの疾患を招いてしまうのです。

ポリフェノールにもいくつか種類があります。
ターメリック(ウコン)に含まれているクルクミンや大豆に含まれるイソフラボンもポリフェノールの一種です。
スーパーフードの中でも気軽に摂取できるチョコレートにはカカオポリフェノールが多く含まれています。カカオポリフェノールの量を売りにした商品も多く発売されていますね。

No.1は《レッドフルーツ》

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「2017S/Sトレンド予想 スーパーフードランキングTOP10」で1位に輝いたのは「レッドフルーツ」です。そのなかでもアセロラゴジベリーのふたつをピックアップして紹介しています。

アセロラはゼリーなどでお馴染みの甘酸っぱい果実です。日本には既にある程度広まっているフルーツで、ゼリーやドリンクなどはコンビニでも手に入ります。
今後は味わいだけではなく栄養成分にも工夫が加えられたドリンクやデザート類が登場してくるのではないでしょうか?

アセロラは「天然の美白サプリメント」とも呼ばれるスーパーフードです。
アセロラポリフェノールによる抗酸化作用があり、ビタミンCはレモンの34倍もあるのが大きな特徴です。

ゴジベリーは「クコの実」とも呼ばれています。杏仁豆腐に添えられている果物ですが、日本にはまだ十分に広まっていない食品です。
しかし海外ではモデルや女優がドライフードをおやつとして持ち歩いているそうです。小さな赤いドライフルーツで小腹を満たすのはなんとも可愛らしい様子ですね。

ゴジベリーはβカロテンゼアキサンチンという成分が特徴です。これらはカロテノイドと呼ばれる成分の一種で、ポリフェノールに負けない強力な抗酸化作用を持っています。
薬膳の世界では欠かせない食品ですが、今後どれほど日本で流行するかが気になりますね。

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