話題のスーパーフード!バジルシードとチアシード!2つの違いとは?
つぶつぶの食感がたまらないバジルシードとチアシード。
どちらも植物の種になり、スーパーフードと呼ばれるほど高い栄養価を誇っている食品です。ダイエット中や美容のための食事に最適な2つのスーパーフードはどちらを選んだらよいのでしょうか。
見た目と種類の違い
どちらもシソ科の植物の種ですが、バジルシードはオシウム属、チアシードはサルビア属に分類されます。見た目も違って、バジルシードは黒色をしていますが、チアシードは茶色や白色の種が混じっていることがあります。
食べ方はどちらも同じで、乾燥した種を一度水で戻してふやかしてから使います。
この2種類を実際に水で戻してみると、バジルシードの方が膨らみが大きくなります。チアシードの膨張率が最大で10倍なのに対して、バジルシードは30倍の膨張率があります。
よく見てみると、種に付いているゼリーのような物の量が違います。
このゼリーはグルコマンナンという食物繊維の一種なので、便秘の解消や空腹の解消に効果的です。ダイエットや便秘症を改善したい時には、膨張率の高い方がおすすめです。
栄養の違いはあるの?
同じ量のシードを食べた場合、チアシードの方が5倍ほど摂取カロリーが高くなります。
含まれている栄養成分は、食物繊維や必須アミノ酸などのタンパク質、必須脂肪酸のオメガ3、ビタミン、ミネラルなどがどちらも含まれていますが、カロリーが少ない分バジルシードの方が食物繊維とタンパク質の分量が少なくなっています。
カロリーを抑えたい時はバジル、食物繊維とタンパク質をたくさん摂りたい時にはチアが最適です。
2つのシードどちらがおいしい?
大きさの違いはありますが、2つのシードの見た目はほとんど同じです。
食べてみるとバジルシードの方がグルコマンナンが多いので弾力があって少し固さを感じ、香りと味が全くないチアに比べると、ほのかに土の香りがします。
バジルシード入りのジュースなどもありますが、見た目が独特なので、黒い粒々が苦手だという方は粒が目立たないホワイトチアシードがおすすめです。
通販で購入できるので手に入れやすいスーパーフードですが、チアの方が知名度が高いので取り扱いも多くなっています。乾燥しているシードの場合、価格にはほとんど差がないのですが、バジルの方はクレープやライチなどのフルーツジュースに混ぜて販売されているものもあります。農薬や化学肥料を使っていないオーガニックシードなら、安心して毎日の食事に組み合わせられますね。