チアシードトーク

近年注目されているのがスーパーフードと呼ばれる栄養バランスに優れている、または健康や美容に有効な成分が特化している食品です。
なかでもスーパーフードであるチアシードは、ダイエットや美容に良いとして人気となっています。

チアシードとは

チアシードとは南米原産のシソ科サルビア属ミントの一種であるチアの種のことをいいます。古代マヤ・アステカ時代から食べられている食品で、人間が生きていくための栄養素が入っているともいわれています。

見た目は黒ごまのような種で、味は無味無臭ですが食物繊維やα-リノレン酸、カルシウム、亜鉛、マグネシウムにアミノ酸などさまざまな栄養素が含まれているため、摂取することで美容や健康効果を得られます。

チアシードの効果について

チアシードの具体的な効果としては、食物繊維は不溶性と水溶性がバランス良く含まれているため便秘を解消したり、血糖値を改善する、コレステロールを良くするなどが期待できます。

α-リノレン酸は体内では作ることのできない必須脂肪酸で、認知症の予防やアレルギー症状の緩和、生活習慣病の予防や改善などに役立ちます。

カルシウムが豊富なため骨粗しょう症を予防し、亜鉛が多いことで免疫力の低下を防ぎ、味覚障害などを改善する効果があるとされています。マグネシウムが多いことで骨を健康を保ったり、血圧を正常に保つことなどにも良い効果があります。
必須アミノ酸が多いことで、アンチエイジングやダイエット効果を得ることもできます。

おかずのレシピ

このようなチアシードを摂取するには、おかずやドリンクなどで摂取していくことがおすすめです。効率的に摂れるだけではなく、腹持ちの良い食材のため食事のカロリーを抑えることができるようになります。

おすすめのおかずのレシピとしては、水や出汁で戻したチアシード大さじ1杯にポン酢とごま油を加えてサラダや豚しゃぶ、うどんにかけて食べたり、ただ切った野菜に和えるだけでも美味しく食べることができます。

水に戻さなかったチアシードを玉ねぎをみじん切りにして卵とパン粉、牛乳とひき肉、塩こしょうを混ぜ合わせたハンバーグの種の中に入れて二十分放置して肉を成形して焼いても柔らかくジューシーなハンバーグを作れます。

ほかにもさまざまなレシピがあるため、自分の好みの料理を楽しむことができるようになっています。
しかし、食べ方を間違えると逆に太ってしまったり、便秘になってしまうことがあるため注意が必要です。