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簡単レシピ!カレーライスの健康効果、秘密はスーパーフードにあった!

カレーの健康効果にはスーパーフードが大きく関係していると知っていましたか?
簡単に作れて様々な味わいを楽しめる「カレーライス」はよく見てみるとスーパーフードの塊なのです。

カレーライスとスーパーフードの関わりと自宅で簡単にできるアレンジレシピを紹介します。

カレーのスパイスはスーパーフードばかり

カレーライス独特の黄色い色合いはターメリックというスパイスによるものです。ターメリックという名前は英名で、日本ではウコンとも呼ばれています。
ウコンといえば、二日酔いを予防してくれるということで栄養ドリンクなどにも配合されている成分ですよね。
ターメリック(ウコン)の黄色い色素はクルクミンという成分から出ています。クルクミンは肝臓の働きを良くし、抗うつ作用があることで注目の成分です。

グリーンカレーなど本格的なエスニック料理に多く使われているココナッツもスーパーフードです。
ココナッツにはカリウムが多く含まれており、ココナッツウォーターは「天然のスポーツ飲料」とも呼ばれています。

また、ココナッツオイルは「痩せる油」として大流行しましたね。
一般的な他の油に比べて代謝が早い為、体内に脂肪として蓄積されにくいという点で注目されました。
植物油には珍しく常温で固まる特徴があり、エネルギー代謝を活発にしてくれるので既に蓄積されている脂肪の燃焼を手助けしてくれる働きもあります。

カレーは様々なスパイスによってできている複雑な料理です。
スパイスに含まれる成分ひとつひとつの量自体は多いわけではありませんが、たくさんの栄養素を効率良く食べることができるレシピでもあるのです。

市販のルウにスーパーフードを足してみよう

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いきなりスパイスの調合を行うのはハードルが高いですから、まずは市販のカレールウにスーパーフードを足してみましょう。

まずは隠し味として人気の高い「チョコレート」がオススメです。
チョコレートに含まれるカカオは日本スーパーフード協会も認めるスーパーフードです。高カカオチョコレートならなお良いです。
カカオの苦み成分であるテオブロミンには集中力向上やリラックスの効果があり、さらにフェニルエチルアミンによって気分の高揚が期待できます。
「カレーを食べると元気が出る」というのは単なる好き嫌いの問題ではないのかもしれませんね。

カレーを作る手順では先に肉・野菜を炒める行程があります。
そこに使う調理用油をスーパーフードに置き換えるのも良いでしょう。
アマニ油を使うと濃厚なコクと香りがプラスされますし、ココナッツオイルにすると微かな甘い香りがプラスされて本格的な印象を与えます。

ただし、ヘンプシードオイルは熱に弱いので加熱調理には向きません。
ヘンプシードオイルはカレーではなく副菜のサラダなどにドレッシングとして使ったりするといいでしょう。

「ごはん」を工夫してみよう

「ごはん」の部分も工夫してみましょう。
スーパーフードには雑穀も多く存在します。

キヌアやアマランサスは白米2合につき大さじ1~2(約25~30g)を目安にして一緒に炊いてしまうと手っ取り早くて簡単です。
雑穀を混ぜたら、普段よりも水を50~60ml多めに入れて炊飯します。炊飯スイッチを押す前にさっくりと混ぜ、塩をひとつまみ加えると上手く炊くことができます。

また、雑穀米は保温に弱いので、長時間保温しておくと苦みや臭みが出てきてしまいます。食べきれない分は冷凍保存しておくと食べたい時にすぐに食べられるのでオススメです。

スパイスの調合に挑戦してみよう

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スパイスから作る本格カレーは意外に自宅で簡単に作ることが可能です。

様々な調理用スパイスを販売しているエスビー食品株式会社のホームページには「6つのスパイスで作るカレーレシピ」というページでクミン・コリアンダー・カルダモン・オールスパイス・ターメリック・チリペッパーの6つのスパイスで作れる本格カレーレシピを公開しています。
価格はカルダモンだけ400円と少し高めではありますが、他の5つのスパイスは140~185円ですから気軽に試すことができます。

有名な「ガラムマサラ」というスパイスは、香り・辛み付けに関わるスパイスを各社が工夫してブレンドしたミックススパイスです。
カレー粉とガラムマサラの違いは、色を付ける為のターメリックが入っているかいないかというだけなので、最初はターメリックとガラムマサラの2つで挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

また、カレーの味わいを深める為にチャツネというジャム状の調味料を足すことがあります。家庭によって異なり、スパイスの他にマンゴーやリンゴ、モモなどの果物が持つ甘みを生かしたものとなっています。
チャツネの代わりにドライフルーツとして手に入るスーパーフードを加えても美味しいですよ。特にゴジベリー(クコの実)やゴールデンベリー、ザクロなどフルーツ系のスーパーフードが簡単で、味もオススメです。

変化球では、甘酒生蜂蜜などの甘味料として使用できるスーパーフードもオススメです。
しかし甘酒も生蜂蜜も加熱を苦手とする特徴があるので、盛り付けたあと、食べる直前に少し加えるといいですね。辛い食べ物が苦手な人や子供にも食べやすくなります。

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